売上が、5か所に散っていました
お店が1つでも、売上の入り口はいくつもあります。そして、それぞれ数字の出てくる場所が違います。
- レジ(店内飲食・物販)── 管理画面からCSV、または画面を見て転記
- デリバリー ── 手書きの日報に書いてある
- ネットショップ ── 別の管理画面
- 現金 ── 手書きの日報
- 卸 ── レジの「未設定」に紛れている
これを毎週、手でExcelに集めていました。数時間かかる作業です。
しかも集め終わるまで、今週いくら売れたのかが分かりません。月末になって初めて分かる、という状態でした。
詰まっていたのは、計算ではありません。「集めること」でした。
足し算そのものは難しくない。5か所を開いて、探して、転記して、突き合わせる。ここに時間が消えていました。
実際にAI化したもの
やったことは1つだけです。「集める」をAIに渡しました。
いま(毎週・数時間)
レジの画面を開いて、カテゴリごとに合算する
手書きの日報を見て、デリバリーと現金を拾う
ネットショップの管理画面を開く
Excelに転記して、突き合わせる
あと(毎週・数分)
レジのCSVを書き出す(or 画面を写真に撮る)
手書きの日報を、明るいところで撮る
2つを添付して「今週の集計お願いします」と送る
出てきた表を確認して、シートに貼る
週次の売上集計表
▶ 写真とCSVを渡すと、この1枚が返ってきます。
5か所の売上が、週ごとに1行にまとまります。前週までの分に、今週を足した形で出ます。そのままシートに貼れます。
| 週 | 期間 | 店内飲食 | 店内物販 | デリバリー | ネットショップ | 卸 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1週目 | 5/1〜5/5 | 182,400 | 96,800 | 41,300 | 28,600 | 0 | 349,100 |
| 2週目 | 5/8〜5/12 | 168,900 | 112,500 | 38,700 | 34,200 | 45,000 | 399,300 |
| 3週目 | 5/15〜5/19 | 195,600 | 88,300 | 52,100 | 19,800 | 0 | 355,800 |
| 4週目 | 5/22〜5/26 | 176,200 | 104,700 | 44,900 | 41,500 | 30,000 | 397,300 |
| 月間合計 | 723,100 | 402,300 | 177,000 | 124,100 | 75,000 | 1,501,500 | |
週次の売上集計表(金額はすべて架空)
手書きの日報は、やめさせません
ここが分かれ目だと思っています。
「手書きをやめて、全部システムに入力しましょう」──これをやると、たいてい止まります。現場の書き方を変えることになるからです。
スタッフの方は、今まで通り書いてください。デリバリー・現金・クレジット・電子マネー別に、これまでと同じ形で。変えるのは、その後の「集める」作業のほうだけです。
入り口を変えないから、明日から回ります。
読み取れない数字は、勝手に埋めません
手書きの写真なので、読めない箇所は出ます。そこを推測で埋めることはしません。「?」で出します。
そのうえで最終確認は人がします。1円単位のズレを見るのはご本人です。「◯◯は△△円」と返せば、その場で直ります。
金額の話なので、当てにいくより、分からないと言うほうが安全です。
これはAIでは解けません
売上そのものは増えません。集計が速くなるだけです。
ただ、「今週いくら売れたか」が週の終わりに分かるようになります。これまでは月末まで分からなかった。打ち手が、月単位でしか打てなかったものから、週単位に変わります。効くとしたら、そこです。
「集計が速くなれば売上が上がります」とは申し上げません。売上に効かせるのは、そのあとの使い方のほうです。
自社だけでも作れます。ただし、続きません
作る:どの画面のどの数字を、どのカテゴリに足すか。この線引きはお店ごとに違います。ここを決めるのが実は一番手間です。
試す:回し始めると必ず「この週だけ形が違う」が出ます。そこで止まります。
続ける:指示文を保存する形にしないと、毎回打ち直すことになって、3週目にはやらなくなります。
誰がやるのか
たくわん|ハヤたくAI 代表
元・代表取締役 11年(年商73億→110億)/MBA/現・プライム上場企業でAI実装を担うマーケティング責任者
「AIの話をしに来ません。御社の、あの面倒な仕事の話をしに来ます」
経営をやっていたので、費用対効果の話は正直にします。効かない工程は、効かないと申し上げます。
この解決策は、あくまで一例です
お店ごとに、売上の入り口も、使っているレジも、日報の形も違います。
そのままでは当てはまりません。御社の課題を伺って、御社向けのAI設計書をお作りします。
STEP2 2週間以内に「どの業務を、どのAIで、どう変えるか」を明文化したAI設計書をお渡しします
STEP3 中身にご納得いただいてから、はじめて始まります