会計事務所・税理士事務所 ★表示データは架空 顧問先20社

会計・税理士事務所のAI化(進行管理とナレッジの自動化)
── 顧問先ごとの判断とクセを、所員全員が引ける状態にする

ベテランと2年目で、仕事の質も速さも違う。顧問先ごとの判断とクセを台帳にして、所員の誰でも引ける状態にしました。

※ 掲載しているのは、AI活用設計の中身です。 登場する事務所・顧問先・担当者は、業種の実態をもとにこちらで組み立てた想定です。実在の企業・個人ではありません。

所員によって、何が違っていたのか

「人による差」とひとことで言われるものを、分けてみます。違っていたのは、この2つだけでした。

いまあるべき
① その日やることが、人によって違う
朝メールを全部読んでから考え始める人もいる。期限が近い顧問先がどこか、本人しか把握していない。
出社した時点で、今日やることと期限が決まっている
誰が見ても、どこが止まっているか分かる。
② 分からないことは、人に聞くしかない
その顧問先のクセを知っているのは担当者だけ。聞かれた側の手も止まる。同じことを何度も聞かれる。
分からないことは、自分で引ける
人に聞くのは、そこに無いときだけ。聞かれた回数が月を追うごとに減る。

原因は「ベテランの頭の中」ではありません

よくある整理はこうです。「ベテランの頭の中に知識がある。だから教育して伝える」。この整理をすると、教育でしか解けなくなります。

知識はあります。伝えるための手順が無いだけです。

だから、伝わり方が人によって変わり、伝えたものが残らず、同じことを何度も伝えることになります。

  • ・伝える手順が決まっていない ── 誰が教えるかによって、内容も順番も変わる
  • ・伝えた内容が残らない ── その場の口頭で終わり、次に使える形にならない
  • ・伝わったか確かめる場がない ── 差し戻しで初めて分かる。同じ指摘が繰り返される

※ 教育は続けてください。そのうえで、教育が効きやすい土台をつくります。

AI化の設計 ── 2つのまとまり

御社の顧問先の数と契約区分に合わせて作り、そのままお渡しします。以下は設計の中身です。社名・数値は想定です。画像をタップすると拡大します。

【上段】業務の進行を見る ── ①の「その日やることが違う」を解く

①

進行台帳

▶ 顧問先からメールが届いたら、月次のタスクが自動で消し込まれる。

20社が、いまどの工程で止まっているか。止まっている社は ✕ で並び、理由まで残ります。取りまとめる方が、毎朝これを見ます。

会計事務所の進行台帳|顧問先ごとの進捗と期限が1枚で見える表(架空データ)
進行台帳の一部(社名・数値は架空)
②

週次計画

▶ 今週やること・前倒しできるもの・止まっているものを、AIが材料として出す。

前の週の金曜に、ご本人が1週間の段取りを組みます。青い行がAIの出す材料、白い行はご自身で書く欄です。朝ゼロから考える時間がなくなります。

会計事務所の週次計画|AIが材料を出し、本人が段取りを組む表(架空データ)
週次計画の一部・ご担当1名ぶん(社名・数値は架空)
ここが肝心です:AIは「今日これをやりなさい」とは言いません。材料を出すだけで、月〜金への割り振りはご本人が決めます。段取りを組む習慣は、そのまま残します。

【下段】分からないことを引く ── ②の「人に聞くしかない」を解く

③

顧客ナレッジ

▶ 聞けば、その顧問先の判断とクセが返る。

「按分いくつでしたっけ」「この部屋の振込名義は誰でしたっけ」。担当者の記憶の中にしかなかったものが、ここに出てきます。担当が代わっても、引き継ぎで止まりません。

会計事務所の顧客ナレッジ|顧問先ごとの判断ルールとクセをまとめた表(架空データ)
顧客ナレッジの一部・顧問先1社ぶん(社名・数値は架空)
④

FAQリスト

▶ 答えが無かったものはここに落ち、③のナレッジに育っていく。

書くのは「質問」と「回答」だけ。どのナレッジに入れるかはAIが提案し、熟練の方が月1回まとめて ○ を押したものだけが③に入ります。経験の浅い方の知識が、月を追うごとに増えていきます。

会計事務所のFAQリスト|質問と回答が溜まり、AIが振り分ける表(架空データ)
FAQリストの一部(社名・数値は架空)

上段で「いま何が止まっているか」が分かり、下段で「分からないことが自分で引ける」ようになります。

この2つは別々に回ります。メールが届いて動くのは上段だけで、下段のナレッジは、人が聞いて答えて ○ を押したときにだけ増えます。

どちらもスプレッドシートです。新しいアプリは増やしません。そしてAIがやるのは、状態の更新・止まっている理由の記録・下書きの作成・候補を並べることまで。判断はしません。

どの工程に、AIはどれくらい効くか(効かないものも書いています)

自社がどこに当てはまるかの判定にお使いください。

工程AI効果ひとことで
月次コメントの作成★★★人による差が一番出る場所
契約書の論点抽出★★★会計ソフトもOCRも届いていない領域
進捗と期限の見える化★★★現場の一番の痛み。ただし半分は仕組みの話
チェック観点の型化★★☆ベテランのレビュー工数を解放する
仕訳ルールブック★★☆経験の浅い方が自分で判断できるようになる
受領管理・不足の検出★★☆朝の振り分けに効く
催促★☆☆手間は減らせますが、問題は解けません
仕訳の入力そのもの★☆☆記帳代行で既に回っているなら、重ねる意味はありません

現場が一番痛いのと、AIが一番効くのは、同じ場所ではありません。痛いのは進捗の見えなさ・朝の振り分け・催促。効くのは月次コメント・チェック観点・契約書の論点。ここを混ぜると、いちばん痛い催促にAIを当てて、効かずに終わります。

催促は、AIでは解けません

催促は3段に分かれます。誰が何を出していないかの把握と催促文の作成は、仕組みで解けます。ですが相手が動くかどうかは、顧問先の都合です。ここは解けません。

顧問先を5社想定して、止まっている理由まで書き出すと、5社とも理由が違います。担当者の交代で引き継がれていない、過去の判断が残っていない、資料が整理されていない、月末まで着手できない、返信が来ない。催促の自動化が効くのは、このうち1社です。

5社に共通していたのは、いまどこで止まっているのかが誰にも見えていないことでした。だから先に作るのは、催促の仕組みより、止まっている場所が見える進行台帳です。

顧問先の情報を、AIに入れても大丈夫か(税理士法38条)

税理士には税理士法38条の守秘義務(罰則あり)があります。だから最初にやるのは、AI導入ではなく線引きです。

情報の種類扱い
① 公開情報(法令・公的資料・一般知識)自由に使えます
② 社内情報(手順書・テンプレ・判断の型)環境を決めて使います
③ 顧問先情報(実名・金額・個人情報)どこに置くかを、事務所のポリシーとして先に決める

法人向けの契約には、入力が学習に使われない前提のものがあります。口頭で「大丈夫です」とは言いません。規約の実物をお見せします。

論点は、誰が・何を・どこに入れていいかが社内で決まっているかどうかです。決まっていないと、真面目な人ほど使わなくなります。ここを先に決めます。

ご提案をお出しするまで、御社のデータはお預かりしません。このページの表示がすべて想定の情報になっているのも、同じ理由です。

自社だけでも作れます。ただし、続きません

ここまでお見せしたものは、作ろうと思えば作れます。読んで自社で作れそうなら、それでかまいません。難しいのは、作った後です。

試す:回し始めると「実務と合わない」が必ず出て、そこで止まります。本業の合間に、その試行錯誤の時間は取れません。

広める:使う人と使わない人に分かれると、結局もとに戻ります。

ハヤたくAIがお引き受けしているのは、作って渡すことではなく、現場で使われ続ける状態まで持っていくことです。

誰がやるのか

たくわん|ハヤたくAI 代表

元・代表取締役 11年(年商73億→110億)/MBA/現・プライム上場企業でAI実装を担うマーケティング責任者

「AIの話をしに来ません。御社の、あの面倒な仕事の話をしに来ます」
経営をやっていたので、費用対効果の話は正直にします。効かない工程は、効かないと申し上げます。

この解決策は、あくまで一例です

事務所ごとに、顧問先の数も契約の区分も工程も違います。
そのままでは当てはまりません。御社の課題を伺って、御社向けのAI設計書をお作りします。

STEP1 45分の無料相談で、いまの困りごとを伺います
STEP2 2週間以内に「どの業務を、どのAIで、どう変えるか」を明文化したAI設計書をお渡しします
STEP3 中身にご納得いただいてから、はじめて始まります
無料相談を申し込む(45分)