この記事で分かること

たくわん

監修者:たくわん

ハヤたくAI 代表 / MBA(経営学修士)

11年の代表取締役経験を持ち、年商73億→110億の実績を持つ。現在はプライム上場IT企業でマーケティング責任者 兼 AI実装BPR担当として従事。YouTube『たくわんの経営チャンネル』で経営・AI活用の実践ノウハウを発信中。

請求書の束と通帳、表計算ソフトが開いたノートパソコンが置かれた経理の机

画面はデモ用に再現したものです。登場する会社・金額は架空です。

入金消込とは

入金消込(にゅうきんけしこみ)は、銀行に入ったお金と、お客様に出した請求(売掛金)を1件ずつ突き合わせて、「回収済み」にする作業です。月末や締めの時期に、経理の方がまとめて行うことが多い作業です。

時間がかかる理由は3つ

1. 振込の名義が、請求先の名前と一致しない

銀行の明細に出る振込の名義は、カタカナや略称です。「株式会社」が「カ)」になり、会社名の途中で切れることもあります。請求先の一覧と、目で見比べることになります。

2. 金額が、請求と一致しない

振込手数料が引かれている、半分だけ入金された、2か月分がまとめて振り込まれた。金額がずれた行は、理由が分かるまで消込ができません。

3. 判断のクセが、担当者の頭の中にある

「この会社はいつも手数料を引いてくる」「この会社は親会社の名前で振り込んでくる」。こうした取引先ごとのクセは、担当の方が覚えています。担当が休むと、締めが止まります。

Excelの関数だけでは、途中で止まる

Excelで、名義と金額が一致する行を関数で探して消す方法があります。一致する行は、これで速く片付きます。

ただ、残るのは一致しない行です。名義が違う、金額が違う、まとめて振り込まれた。時間がかかっていたのは、もともとこの残りの行です。ここは関数では判断できず、人が1件ずつ理由を探すことになります。

AIで突き合わせ、合わない所だけを人が見る

AIを使うと、名義の読み替え(カタカナ・略称)も含めて、突き合わせを全部まかせられます。経理の方の前に出てくるのは、合わなかった行だけです。

入金の確認票。合わない行に、振込手数料の可能性、一部入金の可能性などの候補が付いている

合わなかった行には、AIが原因の候補を書きます。たとえば「440円少ない。振込手数料を引かれた可能性」「半分だけ入金。残りを確認」「回収予定に無い入金。どの会社からか確認」。探す手間が、確かめる手間に変わります。

支払いの側も同じです。届いた請求書をAIが読み、支払予定と突き合わせ、合わない行だけが赤く出ます。

支払の確認票。金額が合った行と、人が調べる赤い行が分かれている

人が確かめること

赤い行を確かめて「承認」「保留」を決め、全部確かめたら確定するのは、経理の方です。AIは、読んで、突き合わせて、原因の候補を出すところまでです。

Excelと、いまの会計ソフトはそのまま

会計ソフトは入れ替えません。確定した分を、いまの会計ソフトに取り込める形で受け取ります。銀行の入金明細は、ネットバンキングから出したファイルをそのまま使います。

▶ AI自動化パッケージ:経理の消込AI化

月末の入金・支払の突き合わせを、AIが全部。経理の方は、合わなかった所だけを確かめて決めます。いまの会計の仕組みは、そのまま使えます。

経理の消込AI化の内容を見る

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執筆者プロフィール

ハヤたくAI代表 たくわん

11年の代表取締役経験(年商73億→110億)を持ち、現在はプライム上場IT企業でマーケティング責任者・AI実装BPR担当として従事。MBA保有。経営者として培った実務経験とAI実装の知見を活かし、中小企業のAI導入を支援。本記事は、実際に現場で実践しているAI運用フレームワークを基に執筆。